石井 まこと・ 江原 慶 編著、金創 創 著『多様化する現代の労働―新しい労働論の構築に向けて(大分大学経済学部創立100周年記念叢書)』法律文化社、2024年
- 発売日
- :2024年2月20日
- 判型・ページ数
- :A5判 / 256頁
- 定価
- :5,720円(税込)
- ISBN
- :978-4-589-04299-6
いま様々な働き方が広がり、典型的な正規雇用は当然視できなくなった。コロナ禍を経た今こそ、労働そのものを焦点化することが必要である。本書は、この多様化した現代の労働を捉え直し、理論と実証の双方から議論を行い、理論と実証、両研究の連携を模索する。
多様化する現代の労働 | 江原慶 著 | 1−12 |
労働価値説とマルクス労働論 | 江原慶 著 | 15−38 |
労働組織論と労働概念 | 江原慶 著 | 39−63 |
社会関係資本の格差とネットワークへの参入行動 | 金子創 著 | 64−88 |
労働の世界の広がりのなかで多様化する働き方 | 阿部誠 著 | 91−126 |
労働者協同組合における労働契約の法的性質の検討 | 小山敬晴 著 | 127−149 |
多元的福祉専門職の創出ビジョン | 三好禎之 著 | 150−180 |
「賃労働による自立」からの「自律」可能性の検討 | 石井まこと 著 | 181−209 |
雇用を軸とした働き方から多様な働き方へ | 石井まこと 著 | 210−235 |
多様化する現代の労働をより豊かにするために | 石井まこと 著 | 237−242 |