第41回大会 （1977年11月5日，6日　東京大学）

［自由論題］

• 疎外論における類と個の論点について――フォイエルバッハ＝マルクス関係の一考察―― 　
• 報告者　山之内　靖（東京外国語大学）
  
• 剰余価値の生産と資本の生産――『資本論』成立史上の一齣（1861～67年）――　
• 報告者　佐藤金三郎（横浜国立大学）
  
• A Long Debate on Capital Theory――資本理論に関する論争――　
• 報告者　中村　至朗（名古屋学院大学）
  
• 「転化問題」とスラッファ　
• 報告者 　松本　有一（大阪市立大学）
  
• スラッファ理論と労働価値説　
• 報告者　岸本　重陳（横浜国立大学）
  
• サミュエル・ベイリーの価値概念について
• 報告者　吉田　憲夫（早稲田大学）
  
• W. トンプソンの経済学と「相互協働社会について」
  
• 報告者　蛯原　良一（新潟大学）
  
• ボリングブルックと18世紀イギリス・ラディカリズム
• 報告者　浜林　正夫（東京教育大学）
  
• アダム・スミスの「交換価値」とマルクスの「価値」
• 報告者　大淵　素行（新潟大学）
  
• 「恐慌の必然性」はいかに「論定」すべきか
• 報告者　富塚　良三（中央大学）
  

［共通論題］ テーマ：エコノミックスとポリティカル・エコノミー

司　会：宮崎　犀一（東京女子大学）・菱山　泉（京都大学）

開　題：玉野井芳郎（東京大学）

＜報　告＞

［I］Political Economyの射程


• 小林　昇　（立教大学）

［II］18世紀フランスにおける《economie politique》について


• 木崎喜代治（京都大学）
  

［III］古典派経済学時代のPolitical Economyにおける二要因の伏在について


• 藤塚　知義（武蔵大学）

• 早坂　忠　（東京大学）　　　　　　　　　　　

＜予定討論＞

［I］羽鳥　卓也（岡山大学）

［II］津田　内匠（一橋大学）

［III］吉澤　芳樹（専修大学）

          ［IV］緒方　俊雄（中央大学）

（固有名詞の表記および所属大学は当時のままです）

第46回大会 （1982年11月６日，７日　東洋大学）

第１日　自由論題10報告 第２日　自由論題４報告：共通論題３報告

［自由論題］

• マンドヴィルの文明社会論 　
• 報告者　八幡　清文（一橋大学）/ 司会　田中　敏弘（関西学院大学）
• アダム・スミス「諸国民の富」の成立と「道徳感情の理論」の改訂 　
• 報告者　川島　信義（西南学院大学）/ 司会　和田　重司（中央大学）
• プルードンにおける信用改革論 　
• 報告者　斉藤　悦則（鹿児島県立短大）/ 司会　河野　健二（愛知大学）
• 労働の二重性論の成立過程について　
• 報告者 　柴田　武男（東京大学） / 司会　佐藤　金三郎（横浜国立大学）
• Ｊ・ミル「英国インド史」の意義と分析視角　
• 報告者　音無　通宏（中央大学）/ 司会　吉澤　芳樹（専修大学）
• フランス革命と航海条例　
• 報告者　山崎　耕一（武蔵大学）/ 司会　津田　内匠（一橋大学）
• 高田保馬の貧困・国民生活論と生産力重視思想
• 報告者　金田　良治（天理大学）/ 司会　松尾　　博（滋賀大学）
• アダム・スミスの分業論――「国家の空洞化」や「安価な政府」が意味するもの――
• 報告者　中谷　武雄（高知短期大学）/ 司会　山崎　　怜（香川大学）
• J. B. セイにおける市場の論理と社会の把握――イギリス古典派経済学批判――
• 報告者　栗田　啓子（早稲田大学大学院） / 司会　羽鳥　卓也（岡山大学）
• 19世紀末ドイツの経済政策論争――「農―工立国」論を中心として――
• 報告者　田村　信一（北星学園大学） / 司会　平井　俊彦（京都大学）
• 古典派における資本蓄積と恐慌――リカードゥ・マルサス論争を中心に――
• 報告者　松橋　透（中央大学）/ 司会　　中村　廣治（広島大学）
• マルサス「人口論」を論破するために
• 報告者　玉野井　芳郎（沖縄国際大学）/ 司会　水田　洋（名古屋大学）
• ケインズ「一般理論」の成立過程
• 報告者　平井　俊顕（専修大学）/ 司会　菱山　泉（京都大学）
• わが国へのケインズ経済学導入史――「インドの通過と金融」から第二次大戦終戦時 まで――
• 報告者　早坂　忠（東京大学）/ 司会　小林　昇（大東文化大学）

［共通論題］ テーマ：経済学史における先進国・後進国問題

司　会：宮崎犀一（東京女子大学）・田中真晴（甲南大学）

報告者：［I］上野喬（福島県立会津短期大学）［II］肥前栄一（東京大学）［III］長縄光男

予定討論者：［I］栗田啓子（早稲田大学・院）［II］田村信一（北星学園大学）［III］今井義夫（工学院大学）

＜開　題＞ 田中　真晴

＜報　告＞

［I］ミシェル・シヴァリエの新世界論 ――フランス技術官僚の経済政策論――（上野　喬）

［II］ハクストハウゼンのドイツ農政論（肥前　栄一）

［III］ゲルツェンのロシア社会主義論（長縄　光男） 　　　　　　　　　　　　　　　　

＜予定討論＞

［I］上野報告に対して（栗田　啓子）

［II］肥前報告に対して（田村　信一）

［III］長縄報告に対して（今井　義夫）

第47回全国大会 （1983年11月12日～13日　広島大学）

［自由論題］

• マルクス「経済学批判」体系形成史の原理について――『経・哲草稿』を中心とした一考察――
• 報告者　大石　高久（拓殖大学） 司会　平井　俊彦（京都大学）
• マルクスの「疎外」と「物象化」
• 報告者　山本　広太郎（大阪市大） 司会　平井　俊彦（京都大学） 　
• 「アダム・スミスの価値尺度論」研究における若干の論点に関する諸見解 ――主に今世紀に入って以来の海外における諸研究から――
• 報告者　中川　栄治（広島経済大学） 司会　田中　正司（横浜市立大学）
• A. スミスにおける価値論の構造――その不変の価値尺度論への論及を通して――
• 報告者　飯田　和人（明治大学） 司会　和田　重司（中央大学）
• 重商主義期の価値法則論
• 報告者　山本　英二（法政大学） 司会　川島　信義（西南学院大学）
• 19世紀前半のイギリスにおける「インフレーショニズム」と農業利害 ――アトウッドをめぐる農業家反プリオニストたち――
• 報告者　西沢　保（一橋大学） 司会　荒牧　正憲（九州大学）
• 資本一般と諸資本の蓄積
• 報告者　川本　勝美（大阪経済大学） 司会　時永　淑（法政大学）
• 「1861-63年草稿における『資本論』第１部草稿と第３部草稿との関連について
• 報告者　原　伸子（法政大学） 司会　羽鳥　卓也（関東学院大学）
• 再生産表式 I・ II 部門転位（第８稿）へのあゆみ――資本循環論確立を軸として――
• 報告者　宮川　彰（東京都立大学） 司会　時永　淑（法政大学）
• アダム・スミスの道徳哲学と『道徳感情論』
• 報告者　川久保　晃志（札幌大学） 司会　山崎　怜（香川大学）
• スコットランド啓蒙思想とトマス・リード
• 報告者　篠原　久（関西学院大学） 司会　水田　洋（名城大学）
• リカードゥの価値と分配の理論
• 報告者　水田　健（法政大学・院） 司会　真実　一男（大阪市立大学）
• フランシス・ウェイランドの経済思想――経済と教育の関連を中心に――
• 報告者　藤原　昭夫（千葉商科大学） 司会　杉山　忠平（一橋大学）　
• J. A. ホブソンの過少消費説
• 報告者　大水　善寛（国学院大学） 司会　溝川　喜一（京都産業大学）
• ケインズと資本理論
• 報告者　曽我　純（国学院大学） 司会　菱山　泉（京都大学）
• マルクスの「国際価値論」をめぐる諸問題
• 報告者　木原　行雄（東京経済大学） 司会　荒牧　正憲（九州大学）
• Hilferding に関する未紹介資料について
• 報告者　黒滝　正昭（宮城学院大学） 司会　小林　昇（大東文化大学）
• ミルとマルクス――方法の関係――
• 報告者　馬渡　尚憲（東北大学） 司会　永井　義雄（金沢大学）
• 賃金基金説の条件とミルの基金説撤回
• 報告者　根岸　隆（東京大学） 司会　狭田　喜義（広島大学）
• Б．Ｈ．チチェーリンとツァーリズム――ロシア自由主義の国家論――
• 報告者　杉浦　秀一（一橋大学・院） 司会　田中　真晴（甲南大学）

［共通論題］ テーマ：マルクスの経済学――形成史を通ずる全体像の把握――

司　会：服部文男（東北大学）・吉澤芳樹（専修大学）

報告者：［１］中川弘（福島大学）［２］内田弘（専修大学） 　［３］平田清明（京都大学）

予定討論者：［１］山中隆次（中央大学）［２］山田鋭夫（大阪市立大学）［３］ 向井公敏（同志社大学）

＜開題＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　服部　文男

＜報告＞

［１］『資本論』と初期マルクス　　　　　中川　弘

［２］中期マルクスの経済学――『経済学批判要綱』を中心に――　　内田　弘

［３］マルクス資本概念の再展開　　　　　平田　清明　　　　　　　

＜予定討論＞

［１］ 中川報告に対して　　　山中　隆次

［２］ 内田報告に対して　　　山田　鋭夫

［３］ 平田報告に対して　　　向井　公敏

＜一般討論＞ 　 ＜総括＞　　　　　吉澤　芳樹

＜講演要旨＞

The Sociology of Knowledge As Applied to the Histoty of Economics (A. W. Coats, Ntional Humanities Center, North Carolina, USA, and University of Nottingham)

第48回全国大会 （1984年11月10日～11日　東北大学）

第１日　自由論題15報告　講演（M. Blaug）　第２日　自由論題９報告：共通論題３報告

［自由論題］

• アダム・スミス科学論の思想的性質
• 報告者　只腰　親和（清真女子短大） 司会　田中　正司（一橋大学）
• アダム・スミスの分業論と価値論――方法の観点から――
• 報告者　酒井　進（専修大学） 司会　和田　重司（中央大学）
• テュルゴー・マルサス・ベイリーのおける貨幣の必然性――価値形態論へのアプローチ――
• 報告者　奥山　忠信（東北大学） 司会　荒牧　正憲（九州大学）
• シスモンディの恐慌論
• 報告者　中宮　光隆（熊本女子大学） 司会　中村　廣治（広島大学）
• 経済学史通史の方法論的基礎
• 報告者　石井　信之（青山学院大学） 司会　田村　秀夫（中央大学）
• ミラノの貿易差額論争 報
• 告者　堀田　誠三（日本福祉大学） 司会　川島　信義（西南学院大学）
• リカードウ『原理』の構成問題
• 報告者　吉澤　芳樹（専修大学） 司会　時永　淑（法政大学）
• リカードウ「賃金・利潤相反論」の確立過程（1815年４月～16年１月）――部門別利潤率規定論の止揚――
• 報告者　中村　廣治（広島大学） 司会　羽鳥　卓也（関東学院大学）
• リカードウ賃金論における２つの像
• 報告者　松崎　昇（筑波大学） 司会　真実　一男（千葉大学）
• リカードウの「絶対価値」概念――リカードウ労働価値論の方法――
• 報告者　有江　大介（東京大学・院） 司会　吉澤　芳樹（専修大学）
• ヘーゲルとリストとのコルポラチオン思想について
• 報告者　中西　毅（立教大学） 司会　水田　洋（名城大学）
• ラッサール『公開返書』をめぐる論争
• 報告者　篠原　敏昭（一橋大・院） 司会　水田　洋（名城大学）
• マルクス「経済表」の構造と意義
• 報告者　大友　俊明（慶応義塾大学） 司会　杉原　四郎（甲南大学）
• 史的唯物論をめぐる歩み――マルクス・ヴェーバー・アルチュセール――
• 報告者　小林　弥六（筑波大学） 司会　田中　真晴（甲南大学）
• J. ロー以降の貨幣論争――フランスにおける経済学の生成の一局面――
• 報告者　太田　一廣（淑徳大学） 司会　津田　内匠（一橋大学）
• レオン・ワルラスの「科学的社会主義」について
• 報告者　中久保　邦夫（尾道短期大学） 司会　河野　建二（中部大学）
• ポーランド王国の経済的発展をめぐる「東方市場」論争について
• 報告者　神代　光明（慶応義塾大学） 司会　田中　真晴（甲南大学）
• T. ヴェブレンにおける慢性的不況の理論について
• 報告者　高　哲男（広島大学） 司　会　田中　敏弘（関西学院大学）
• 利子率の調整不良――ヴィクセルとケインズ――
• 報告者　池尾　愛子（一橋大学） 司会　狭田　喜義（広島工業大学）
• ケインズ『一般理論』の成立過程――1933年から『一般理論』の生誕まで――
• 報告者　平井　俊顕（専修大学） 司会　玉野井　芳郎（沖縄国際大学）
• ヴェルサイユ条約におけるケインズとマントウ――戦間期ヨーロッパ政治経済思想の一側面――
• 報告者　玉井　龍象（金沢大学） 司会　宮崎　犀一（東京女子大学）
• 天野為之とJ. S. ミル
• 報告者　早坂　忠（東京大学） 司会　永井　義雄（名古屋大学）
• 昭和10年代の経済学史研究
• 報告者　杉原　四郎（甲南大学） 司会　山崎　怜（香川大学）

［共通論題］ テーマ：シュムぺーターとケインズ

司　会：小林　昇（大東文化大学）・菱山　泉（京都大学）

報告者：［１］塩野谷祐一（一橋大学）　［２］八木紀一郎（岡山大学） ［３］ 瀬地山敏（京都大学） 　　

予定討論者：大野　忠男（大阪学院大学）・早坂　忠（東京大学）　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　根岸　隆（東京大学）

＜開題＞［１］　　　小林　昇

＜開題＞［２］　　　菱山　泉

＜報告＞

［１］ シュンペーターの問題と方法　　　塩野谷　祐一

［２］ シュンペーターにおける「資本主義過程」の探究　　　八木　紀一郎

［３］ 使用者費用の意義―ケインズにおける時間　　　瀬地山　敏

＜予定討論＞　

［１］ 塩野谷報告に対して　　大野　忠男

［２］ 八木・塩野谷・瀬地山報告に対して　　早坂　忠

［３］ 瀬地山・塩野谷・八木報告に対して　　根岸　隆

＜一般討論＞

＜総括＞［１］　　菱山　泉

＜総括＞［２］　　小林　昇

＜講演＞Mark Blaug, What Ricardo Said and What Ricardo Meant

第49回大会（1985年11月９日～10日　甲南大学）

第１日　自由論題12報告　第２日　自由論題12報告

［自由論題］

• スミス価値論の成立過程
• 報告者　新村　聡（岡山大学） 司会　星野　彰男（関東学院大学）
• アダム・スミスの「実質価格」について
• 報告者　揚　武雄（大阪経済大学） 司会　田中　正司（一橋大学）
• アダム・スミスの生産的労働論――第二規定の意味と「節約の美徳」について――
• 報告者　小沼　宗一（東北学院大学） 司会　川島　信義（西南学院大学）
• 『法学講義』治政論の主題と構造
• 報告者　田中　正司（一橋大学） 司会　和田　重司（中央大学）
• 穀物法論争期（1814-15）における経済理論――利潤理論の諸相――
• 報告者　島　博保（東北大学） 司会　真実　一男（奈良産業大学）
• 「安価な政府」の思想と運動について
• 報告者　山崎　怜（香川大学） 司会　杉山　忠平（東京経済大学）
• フランス第二帝政期の生産力論――M. シュヴァリエの経済学講義録を中心に――
• 報告者　上野　喬（東洋大学） 司会　小林　昇（大東文化大学）
• ルロワ＝ボーリューにおける帝国主義と植民地主義
• 報告者　西川　潤（早稲田大学） 司会　杉原　四郎（甲南大学）
• カール・カウツキーのドイツ第二帝政論――政策思想を中心に――
• 報告者　相田　慎一　司会　飯田　鼎（慶応大学）
• ポーランド王国の社会主義と民族問題
• 報告者　川名　隆史（一橋大学） 司会　平井　俊彦（京都大学）
• ボワギルベール（Boisguobert）と「政治算術」――英仏古典派経済学の初期交流の一端――
• 報告者　津田　内匠（一橋大学） 司会　田村　秀夫（中央大学）
• セイの経済学における『実用経済学全講義』の位置と意義
• 報告者　喜多見　洋（早稲田大学・院） 司会　津田　内匠（一橋大学）
• 「モーゼル危機と」マルクス――トリーアのマルクス――
• 報告者　的場　昭弘（一橋大学） 司会　山崎　怜（香川大学）
• マルクスの実体概念と物象化論
• 報告者　真田　哲也（一橋大学・院） 司会　浜林　正夫（一橋大学）
• 価値形態論と弁証法――西独における研究を中心に――
• 報告者　坂口　明義（一橋大学・院） 司会　宮崎　犀一（東京女子大学）
• 生産価格論争の原型――『資本論』第３巻公刊以前の論争――
• 報告者　折原　浩（武蔵大学） 司会　吉澤　芳樹（専修大学）
• ドミトリエフ-ボルトケヴィッチの継承関係について
• 報告者　土井　日出夫（東京大学・院） 司会　伊東　光晴（京都大学）
• メンがーの経済学の方法論的性格
• 報告者　東　清次郎（早稲田大学・院） 司会　田中　敏弘（関西学院大学）
• リカードの価値論――『経済的で安定的な通貨案を中心として』――
• 報告者　池田　俊久（福岡大学・院） 司会　中村　廣治（広島大学）
• J. S. ミル『経済学原理』における生産把握と後進諸地域 報告者　
• 立川　潔（中央大学・院） 司会　永井　義雄（名古屋大学）
• ソーントンの均衡理論批判とミル
• 報告者　根岸　隆（東京大学） 司会　早坂　忠（東京大学）
• 資本の理論：展望
• 報告者　中村　至朗（名古屋学院大学） 司会　菱山　泉（京都大学）
• 負債としての資本論
• 報告者　桂木　健次（富山大学） 司会　荒牧　正憲（九州大学）
• フィヒテ『封鎖経済国家』の学史的意義
• 報告者　大崎　正治（国学院大学） 司会　田中　真晴（甲南大学）

第50回大会 （1986年11月８日～９日　早稲田大学）

第１日　自由論題12報告　第２日　自由論題４報告　共通論題３報告

［自由論題］

（第１日第１会場）

• Ｊ．ロックのProperty論――Two Treatises of Governmentを中心として-――
• 報告者　古川　順一（早稲田大学・院） 司会者　田中　正司（一橋大学）
• リカードウ新機械論の論理
• 報告者　遠藤　哲広（北海道大学・院） 司会者　吉澤　芳樹（専修大学）
• リカードウの機械論――失業と過剰生産をめぐって――
• 報告者　出雲　雅志（東京大学・院） 司会者　中村　広治（広島大学）
• J. E. ケアンズによる古典的経済学方法論の定式化
• 報告者　佐々木　憲介（東北大学） 司会者　荒牧　正憲（九州大学）
• ハイエクとワルラス体系――「経済学と知識」と『資本の純粋理論』をめぐって――
• 報告者　池田　幸弘（慶応大学・院） 司会者　根岸　隆（東京大学） 　　
• シュンペーターの道具主義
• 報告者　塩野谷　祐一（一橋大学） 司会者　伊東　光晴（京都大学）

（第１日第２会場）

• F. ソディーとN. ジョージェスキュレーゲンの理論 ――資源環境問題の視点からの比較――
• 報告者　神里　公（東洋大学） 司会者　田村　秀夫（中央大学）
• 「国家学派」の形成と解体について――ロシア自由主義国家論の考察――
• 報告者　杉浦　秀一（一橋大学・院） 司会者　田中　真晴（甲南大学）
• W. シュルツの所有の歴史理論――「三月前」期の共産主義批判と個体的所有-――
• 報告者　植村　邦彦（熊本大学） 司会者　平井　俊彦（京都大学）
• 唯物史観の成立過程と再構成
• 報告者　川崎卓郎左衛門　司会者　平田　清明（神奈川大学）
• マルクス生産価格論の形成
• 報告者　鳥居　伸好（愛知大学・院） 司会者　佐藤　金三郎（横浜国立大学）
• アダム・スミス資本蓄積論の展開と「自然的自由の体系」
• 報告者　川島　信義（西南学院大学） 司会者　和田　重司（中央大学）

（第２日第１日会場）

• ボェーム＝バヴェルクの講義録における貨幣および信用論
• 報告者　塘　茂樹（慶応大学・院） 司会者　菱山　泉（京都大学）
• リカードウ労働価値論の再検討――成立の論理を中心に――
• 報告者　中村　廣治（広島大学） 司会者　真実　一男（奈良産業大学）

（第２日第２会場）

• 草創期経済学の一断面――「エディンバラ・レヴィー」におけるBroughamのLauderdal批判から――
• 報告者　小平　民生（福島県立郡山商業高等学校） 司会者　杉山　忠平（東京経済大学）
• ケイムズ卿の封建制批判とスコットランド社会の改革――Entail問題を中心として――
• 報告者　田中　秀夫（甲南大学） 司会者　川島　信義（西南学院大学）　 　　　　　

［共通論題］

テーマ　スコットランド啓蒙と経済学の成立

司会　田中　敏弘（関西学院大学）・山崎　怜（香川大学）

報告者

［１］天羽康夫（高知大学）・［２］野沢敏治（千葉大学） ・［３］篠原　久（関西学院大学）

予定討論者　

関　源太郎（九州大学）・田中　正司（一橋大学）・星野　彰男（関東学 院大学）・田添　京二（福島大学）

＜報告＞

［１］ スコットランド啓蒙と道徳哲学――アダム・ファガースンを中心に――

天羽　康夫

［２］ スコットランド啓蒙とスミス『国富論』　　　　　

野沢　敏治

［３］ ドゥーガルド・スチュアートとスコットランド啓蒙思想－『経済学講義』をめ ぐ って-

　　　　　　　　　　篠原　久

＜予定討論＞

［１］ 天羽報告に対して　　　　　関　源太郎

［２］ 野沢報告に対して　　　　　田中　正司

［３］ 篠原報告に対して　　　　　星野　彰男

［４］ 全体的討論　　　　　　　　田添　京二

＜一般討論＞

Back to JSHET